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マングローブ林と養殖池

日本でも沖縄県には河口付近に海水と川の水が混じりあう汽水域を中心にマングローブの林が育ちます。

マングローブ林を構成する樹種の中には、支柱根という枝からたくさんの根が出ており、この根の隙間に魚の稚魚が天然の住みかとして、大型魚から身を守って生きています。

熱帯においてはこのマングローブ林、日本のものとは比較にならないほどの樹種数、大きさ、生物多様性が存在します。そしてその多くの土地で人の手が入り様々な利活用、そして大規模な破壊も行われてきました。

その中で養殖池は、場合によって大規模な破壊、一方でマングローブ林の植林を促進し、地域住民の生活を安定させる合理的な手段として用いられています。

日本ではあまりなじみのないマングローブ林と人間活動ですが、この両者の間にアグロフォレストリーが存在します。

少しずつまとめていきたいと思います。

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